黒引き振袖で角隠し/白引き振袖で洋髪 白無垢で綿帽子/内掛けで洋髪
HAIR&MAKE 【和装のヘアメイク】
宮島挙式での黒引き振袖には鬘(かつら)で角隠し、披露宴での白引き振袖には和装に洋髪スタイルにしました。
「和装洋髪」の検索でこちらのページに来られる方も多いので、恥ずかしながら以前の結婚式での鬘体験も少し追加しました。
白無垢での綿帽子、色内掛けで和装洋髪スタイルです。
鬘だけだと違和感を感じた場合でも、角隠しをすればキリっと引き締まります。
綿帽子だとふんわり柔らかくなります。
随分印象が変わって馴染んでくると思います。
機会があれば是非ちょっと試してみてくださいね。
もともと鬘が似合うとは思えなかったので、洋髪が似合うという理由もあって選んだ引き振袖でした。
でも
挙式プランには鬘がセットになっていて、それならば☆とより古風な雰囲気の角隠しに挑戦することに。
挙式のプランに前撮りもついていたので、リハーサルを兼ねて水化粧してもらいました。
ずっと横に付いていたオットが「濃い」と引き気味でした。
ワタシ顔のパーツって全部大き過ぎるんです。
普段でもちょっと頑張ってメイクすると、女装した男性みたいになるの。
パレットの写真を撮っていたら
「こっちを撮りなさい」とわざわざ新品を持って来てくれたメイクさん。とても可愛い方でした。
でも和装用の濃い目の水化粧も、鬘を合わせると馴染んでくるので不思議です。
口紅だけは朱色よりもっと暗目の色で願いして(オレンジ系が苦手なので)あとはプロのメイクさんにオマカセすることにしました。
当日観光客のひとりが母に「花嫁さんは外人?」って聞いてきたらしいです。
やっぱりメイク濃い目だったからでしょうか?
コスプレ状態に見えてたら悲しいなー(泣)
挙式当日には「べっ甲の簪が正式」と奨められました。
地味な印象のべっ甲ですが、写真で見ると光に透けてとても綺麗でした。
プランに含まれていた鬘は、パコっと頭にはめるようなタイプで特にサイズ合わせもしなかったのに、とても軽く痛みもなかったので楽でした。
実は以前の結婚式では鬘をオーダーしたんです。
でも和装って腰紐を何本の使い、帯を使い、体を締め付けています。
そのせいで浮腫んでしまったのか、挙式の最中にはズキズキと傷み始め、狂いそうなぐらいでまるで孫悟空状態。
鬘を外すとしっかり額に痕がついてて、もう2度と鬘はイヤだと思ったぐらいだったんです。
今回の鬘は誰にでも合うように、余裕を持って作ってるのか多少動く感じはしましたが、痛みを全然感じませんでした。
披露宴での白引き振袖にはブーケとヘッドドレスを合わせるように購入していたので、こちらは簡単にリハーサルをして決めました。
披露宴会場の広島全日空ホテルは、別に控室を借りればヘアメイクさんの外注もOKです。
でも引っ越してきたばかりのワタシには、お気に入りのサロンがあったわけでもなく、ホテル内の美容室を利用することにしました。
以前の結婚式でも、神社で別日に挙式を行いました。
この頃は黒引き振袖の存在すら知らず、白無垢に綿帽子を合わせました。
薄い透ける生地の綿帽子を使いました。
中には赤い簪(かんざし)をつけています。
簪にもレンタル料が必要でした。
数種類の中から2番目に安い簪を選びましたが、それでも2万円ほどしたと思います。
もちろん綿帽子も追加料金でした。
(それは衣装の方からの請求になるのですが)
鬘はオーダーレンタルで4万5千円。
鬘をオーダーするとサイズがピッタリだというのはもちろん、髪の色や量の調整ができるので、より馴染む形になるからだと美容室で強く勧められました。
似合わないと思っていた鬘が、少しでも違和感がなくなるのならとオーダーしましたが、必要なかったとワタシは個人的に感じています。
上記に書いたようにものすごく痛くて辛い思いをしたから...
和装を考えている方は念のため、総額がいくらになるのか確認してくださいね。
小物が多く、請求も衣装と美容と両方に発生してきますので。
挙式から4日後の披露宴では和装洋髪スタイルでした。
白無垢には綿帽子を合わせていますが、綿帽子の下は普通のアップスタイルで、前髪も作っています。
綿帽子の間から前髪が覗いてるけど、全体的にはすっきり見えました。
不自然にならないか心配でしたが、これはこれで問題ないと思います。
ただ透けて見えないタイプの綿帽子に変更してます。
ペタっとしないように、お箸のようなかんざしを何本も挿してるんです。
通常綿帽子はぺたっと平たくなる布でできた帽子です。
かんざしとかつらで一回り大きくなった頭でかぶるからこそ、ふんわりと形作ることができます。
先日タレントの神田うのちゃんの結婚式で見た綿帽子は、顔周りにも綺麗にワイヤーが縫いこまれているようですね。
こうして形を最初から作っておかないと、コサージュなどの重みには耐えられないかも。顔周りが丸く開いているのでさらに可愛らしく見えますね。
でもうのちゃんだからこそ可愛い内掛けで、このデザインって需要があるのか?なんて思ってたんですが...
Popteenのカリスマモデルのつばさちゃんが若くして結婚した特集を見た時に、実際うのちゃんデザインのこのレースの打ち掛けを着て綿帽子もかぶってました。
ギャルっぽくて可愛かったですね。
普段読む雑誌ではないのですが、つばさちゃんの事はテレビの特集で知っていました。
たまたまコンビニで見かけた時に表紙に「結婚」と出ていたので立ち読みしちゃいました。
Popteen2008年2月号です。さすがに購入はしませんでしたが...
ところで上のの白無垢写真、顔小さく見えませんか?
サイズがちょうどなくて、Lサイズの綿帽子をつけてるからなんです。
小顔効果を期待する場合は、是非大きめサイズを着けてみてください。
この時は色内掛けなので、引き振袖と違ってふんわりと体全体が大きく見えます。
それに合わせて洋髪にするにしても「派手に、大きく」と言われました。
ヘアメイクさんの勧めでお団子のウィッグをつけて、挙式時に使った簪を使いまわしています。
今見るとちょっとカチューシャ風にさしてあって子供っぽいですね。
白無垢でお出迎え後ゲストの皆様方が会場に入ったら、金屏風の後ろで白内掛けから色内掛けへ掛け変えをしました。「え?こんなところで?」
頭のお箸のような簪を抜いて、小物を色内掛け用に付け替えて...2人がかりのあわただしい作業。
結婚式のちょっとした裏の部分を知りました。
この時も特に懇意にしている美容師サンもいなかったので、ホテルの美容室にお願いしました。
結婚式の進行の打ち合わせと、ヘアメイクの打ち合わせが同時にできるたのは便利でした。
ただこちらは「○○先生」と呼ばれる偉い方がいる美容室で、最終的にその先生が手を入れないと完成にならないんです。
披露宴の中座中に「先生の待ち時間」があったのはちょっと...ただでさえ花嫁には時間がないというのに。