両親への記念品贈呈(手作りアルバム) 花嫁からの手紙
SOUVENIR PRESENT to PARENTS 【両親への記念品贈呈】
結婚は家と家との繋がりでもあるので、ふたりの両親も結婚式の主役だと思います。
実際ワタシ達も招待状はふたりの名前で出し、新郎新婦自身が主催者となっていますが、費用面やメンタル面でもかなり援助を受けてます。
でもありがたいことに、双方の両親とも全く披露宴に関して口を出さず、ワタシ達は自由にさせてもらいました。
当日は両親にはとにかくゆっくり座って、食事をしてもらいたいと思いました。
忙しくゲストに挨拶に周って食事もできないのでは申し訳ないです。
テーマのひとつとして「両親もゲスト」と決めました。
お互いの両親共に遠方から宿泊をともなっての出席です。
披露宴の締めくくりの演出の定番に、花束贈呈がありますが、ワタシ達のケースだと明らかに邪魔になってしまうので、花束以外の記念品を考えました。
あれこれ過去に出席した結婚式を振り返ると、以前「いつでも連絡ができるように」とファックスを記念品として贈った友達がいました。
「寂しくならないように、ワタシの代わりに可愛がって」とひとり娘だった友達は「犬」を記念品としていました。
二人とも花嫁の手紙で贈り物の内容に触れ、当日はお手紙だけを渡していたようです。
見栄えのいい花束贈呈より、ちょっと楽しくて気持ちがこもったプレゼントだと思いませんか?
ワタシ達も、後々楽しんでもらえる記念品にしたいと考えました。
結局ワタシ達が選んだのは自作のメモリアルアルバム。
マイブック -MY
BOOK-オットとウェディング関連のお店を訪れてた時に、この写真集の実物を置いてある店がありました。
その時実際に手に取って見て、お値段の割にはしっかりしていると感じました。
中心が糸で綴じてあって(右写真参照⇒)製本はそれなりと感じる部分もありましたが、紙の質や厚みは充分です。
何よりお手頃価格なので、この先子供ができた時に、1年に1冊ずつ成長記録を両親に贈ることができたら...なんて遠い将来のことまでホワホワ浮かんできちゃったんです。
プロフィールDVDを作った時に、子供の頃の写真を整理していたし、挙式から披露宴の間が1ヶ月と余裕があったので、挙式の写真も編集して入れて、「ふたりが生まれてから結婚するまで」というようなメモリアルアルバムを作りました。
ちなみにワタシが利用したのはA4サイズ20Pで、写真のデザインを自由に編集できるDXタイプで1冊5,250円です。
A4めいっぱいに印刷してもらったページも、思ったよりずっと綺麗に仕上がっていました。
結婚式の写真を編集してウェディングフォトアルバムとして残しても充分、プレゼントにしても喜ばれると思います。
ホテルのプランで設定されていた両親贈呈用花束のお値段と同じだったことを考えると、やっぱりフォトアルバムの贈り物にしてよかったと思います。
フォトバック -PHOTO
BACK-同じく自分の写真をデータで送って写真集にしていただけるサイト。
価格も1冊1,890円と安価でプレゼントにも最適。
ブライダル写真集もサンプルがたくさんあります。
ラッピング-LAPPING-
アルバムが届く前に用意していた、造花とビーズでできたリースでラッピングしました。
アルバムは半透明のプラスチックケースに収納されて届くので、そのまま渡しても表紙が透けて充分綺麗に見えます。
でも一応演出のひとつなので映えるようにリボン代わりにつけました。
クリスマスリースなのに組み紐飾りを使ったり、ちょっと和風テイストなので、宮島挙式の写真が見え隠れしてもピッタリな気がします。
LETTER from BRIDE 【花嫁からの手紙】
両親へ感謝を伝える花嫁からの手紙。
披露宴をプロデュースする方から言えば、メリハリをつけるために、言い方は悪いけどお涙ちょうだいっぽいシーンも必要だとか。
実際両親にきちんと挨拶するのも、こんな機会でもないと難しいかもしれないですよね。
いとこの結婚式に出席した時、花嫁からの手紙の朗読はありませんでした。
結婚式が終盤になるにつれて「泣かされるかな?」とちょっと楽しみにしてた様子の花嫁の父である伯父サン。
「花嫁自身の口で感謝の言葉を伝えられるそうです」と司会者が手紙朗読がないことを告げると、ちょっと拍子抜けしたようでした。
期待してる両親もいるかもしれないですね。
こう書いてみたものの、ワタシは確実に泣いてしまうから絶対イヤです。
一応頑張ってシュミレーションもしてみましたが、でもちょっと頭の中で文章を考えただけでもうボロボロ。
個人的にワタシは順風満帆な人生を歩んできてはいません。普通以上に両親に迷惑をかけ感謝の気持ちも大きいです。
とても文章にまとめる自信も、最後まで読み上げる自信ありませんでした。
オットは「それでいいし、泣いてもいい。」と言ってはくれましたが...
悩んだ末、両親への手紙は書きましたが、朗読はせず記念品と一緒に渡しました。
人の結婚式で見るのは、大好きな演出なんですけどね。
披露宴の最後、オットの謝辞の後にワタシもちょこっと挨拶させてもらいました。
本日はお忙しい中ありがとうございます。
たくさんのお祝いの言葉をいただき感激しています。
今日の披露宴を支えてくださった皆様に感謝します。
特に○○(オット)サンのお父様、お母様、ワタシの両親には、色々と助けていただき
今日まで自由にさせてもらったことをありがたく思います。
これからは○○(オット)サンとふたり支え合って生きていきたいと思います。
でも精神的にはまだ助けて欲しい部分があるのでその時はよろしくお願いします。
ちゃんと話せてたら、こんな感じになってたと思います。恥ずかしくてこの部分はいつも早送り...
できれば何度も何度も練習してくださいね。泣きながらでも。